感染研、インフルエンザ感染のほとんどが、新型とB型が微増
今年に入って検出されたインフルエンザウイルスは
新型とB型のみで、
他のA型のウイルスは検出されていないことが
2月22日、
国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かったそうです。
同日のメディア意見交換会で明らかにしたんだって。
依然として
新型がほとんどを占めているものの、
B型も微増傾向にあるそうです。
ついこの前までは、B型はほとんどなく新型と、A型ばかりだったのにね。
B型が流行ってきているのには、
中国が関係しているようです。
中国ではB型が流行していることから、
岡部信彦センター長は
「今後の動向に注目する必要がある」
としているようです。
同センターによると、
インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が増え始めた
昨年第28週から今年第6週(2009年7月6日-10年2月14日)
までに検出されたインフルエンザウイルス(2万6850件)のうち、
99.33%が新型。
今年第1-6週(1月4日-2月14日)に検出された
1422件でも99.44%を占めており、
国内で発生しているインフルエンザのほとんどが新型という状態が続いているそうです。
一方、昨年第28週から今年第6週までに検出された
B型は14件(0.05%)で、
このうち8件が今年に入ってから検出されたんだって。
そのほか、Aソ連型が18件(0.07%)、A香港型が148件(0.55%)検出されているが、
Aソ連型・A香港型とも、すべて昨年までに検出されたもので、
今年に入ってからは確認されていないそうです。
本当に、もうインフルエンザに感染したなんて聞かなくなったもんね。
その成果、学校で義務づけられていた、
マスク着用だって、
もう全ての地域で解除されているようです。
でもね、
新型インフルエンザについて、
岡部センター長は
「今の状況で(ウイルスの)変異がなければ、(流行が)落ち着く可能性がある」
と指摘。
ただし、中高年は感染すると比較的重症化しやすいことから、
「警戒を続けた方が良い」
と注意を呼び掛けたそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100223-00000002-cbn-soci
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