厚生労働省。『女性労働白書』非正規雇用者が初の減少

shirobuta

2010年04月11日 13:00

厚生労働省は9日、
09年版女性労働白書(働く女性の実情)を公表したところ、
女性の労働力人口
(就業者と完全失業者の合計)

は過去最多の2771万人になったそうですが、
非正規雇用労働者は比較可能な03年以降で初めて減少したんだって。

増加を続けてきた
非正規雇用でも雇用調整が厳しくなっている実態が浮き彫りになったそうです。

この不景気ですからねぇ~。
結構、
時給や給料面でも厳しいみたい。


白書によると、
女性の雇用者数は2311万人(08年比1万人減)で7年ぶりの減少となったそうです。

だが、
男性が過去最大幅の減少となったため、
雇用者総数に占める女性の割合は42.3%(同0.4ポイント増)
と過去最大の割合になっただけなんだって!


正社員は1046万人(同6万人増)
非正規は1196万人(同6万人減)。


正社員が増えた要因は、
介護など医療、福祉分野で正社員雇用が増加したことが大きいと見られているようです。

介護って、本来は本当に介護したい、
誰かを助けたいなどの気持ちからなる職業だと思うんだけど、

今は、他の仕事が見あたらず、
介護職が、常に募集しているためになったという人も多いんだよね。

その結果、介護される側への虐待なんかが増えていたりする。
ちょっと辛い話ですよ。


男女間の賃金格差は、
男性を100として女性は69.8(同2ポイント増)

正社員に限ると72.6(同)と依然格差は大きいが縮小傾向にあるそうです。


厚労省雇用均等政策課は

「正社員の増加は介護などの分野に限定されていりょうです。
非正規が50%を超える女性の働き方に転換があったとまでは言えない」

と分析しているそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100409-00000025-inet-inet

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