JR奥羽線踏切死亡事故/業過致死傷容疑で運転士書類送検

shirobuta

2010年03月06日 19:05

南陽市の

JR奥羽線の踏切で
昨年4月に起きた

1人死亡・3人負傷の踏切事故で、

列車の運転士が

信号を見落としていた疑い

があったとして、
県警交通指導課と南陽署は5日、

JR東日本仙台支社の運転士(32)

を業務上過失致死傷と業務上過失往来危険の疑いで
山形地検米沢支部に書類送検したそうです。


また、
し尿運搬車を踏切で立ち往生させたとして、
死亡した運転手(当時66歳)

を自動車運転過失傷害と過失往来危険の疑いで

同支部に書類送検したんだって。


送検容疑は、運転士は、
前をよく見るなどの安全確認義務を怠り、
し尿運搬車に列車を衝突させ、運転手を死亡、乗員乗客3人に軽傷を負わせた疑い。

運転手は、踏切で立ち往生し、列車に危険を生じさせた疑い。

としているようです。

南陽署と東北運輸局によると、

非常ボタンが押され800メートル手前から
確認できる警告信号が点滅していたにもかかわらず、

運転士は当時の運輸局の調査に

「踏切300メートル手前で運搬車を確認した後、信号の点滅を確認した」

と話していたそうです。
まるっきり嘘じゃないですか。

相手が亡くなっていることを良いことに?
300メートル手前だと、
絶体に電車を停止することは出来ないよね。

800メートル手前からだと停止は可能だもの。
罪が軽くなることを思っての証言だったのか?


JR仙台支社は

「再発させないよう鉄道輸送の更なる安全性向上に全力で取り組みたい」

としているそうです。

電車の事故って、
もちろん車を運転している私たちにも
当然大きな責任はありますよね。

絶体に、無理な踏切横断はしないこと。
自分だけではなく、
列車を止めると言うことは、
急ブレーキをかけた場合は、
とんでもなく多くの人たちが重軽傷を負う場合だってあるんだもの。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100306-00000108-mailo-l06

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