羽越線事故でJR社員を業務上過失致死傷容疑で書類送検

shirobuta

2009年12月21日 20:25

山形県庄内町のJR羽越線で
05年12月25日、

秋田発新潟行き特急「いなほ14号」(6両編成、乗員・乗客46人)

が脱線転覆し、
5人が死亡、33人が重軽傷を負った事故で、

山形県警捜査1課は21日にも、

特急の運行を管理していた当時の
JR東日本新潟支社輸送指令室の担当者らを

業務上過失致死傷容疑で山形地検に書類送検する方針を固めたそうです。

県警などの調べでは、
事故当日の同線砂越(さごし)
北余目(きたあまるめ)駅間の現場付近は暴風雪警報が出ていて、
活発な積乱雲群が通過中で気象現象が大きく変わりやすい状況だったにもかかわらず、

JR東日本新潟支社輸送指令室の担当者らは警戒せずに列車を運行させたんだって。

その結果。
列車は南西からの強風を受け約4メートル下に脱線転覆したそうです。

これは、確かに人災といえますよね。
なぜにそんな危険がわかっているのに、
電車を走らせてしまったのは何?

本当は、そんな気象情報を把握していなかったんじゃないの?
08年4月に公表された

国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調査報告書は、
局所的な突風が事故原因と推定。

突風は瞬間風速40メートル程度と分析したんだそうです。
竜巻か、強い下降気流が地面に衝突して吹き上がるダウンバーストで
事故を予測するのは難しかったと結論付けていたんだって。

確かにね、
交通機関がストップするのは、利用者にとても迷惑をかけることだとは思いますけど、
でもね、
やはり、少しでも危険が疑われる以上は
電車を走らせるべきではないのでは?

と思います。
事故を起こして、死傷者をだすよりも
良いと思いますけどね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091221-00000006-mai-soci

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